自転車に関する物なら何でも自分で修繕しようと言う方針なので、サイクルジャージの補修にトライ。 また帯山にある頃の「大藪サイクル」で、買い手がなくて大安売りをしていて購入した冬物ジャージ。
背中には、全日本シクロクロス選手権の女子エリート部門で2年連続優勝した宮内佐季子選手にサインをしてもらった。
そんな大切なジャージだけど、背中のポケットに
厚手のウィンドブレーカーやら何やらかやら無理して押し込んでいたら二つの仕切りの糸がそれぞれ数センチの長さでほつれて来てしまった。
恥ずかしながら、この歳になるまで一人暮らしというものをしたことがないので、裁縫は小学校の時の家庭科以来。
先ずは、糸を針穴に通すところからつまづいた。老眼のせいで、なかなか糸が通らないのだ。
見かねた家内が、「針通し」なる新兵器(?)をそっと差し出す。
その針通し様のお蔭で、
やっと補修作業開始。
ま、大して目立つ箇所ではないので、テキトーに縫って、
作業終了。
仕事柄、今ではたまにしか機会がないけど40歳頃までは毎日のように切ったり張ったりしていたので、自信がない訳ではないのよ、実は。 ところが、わたしの場合、「縫う」といっても、こんな感じの針付き糸で、
かなり特殊なものを縫っていたので、
仕事の経験はほとんど役に立たなかった。 続いて、愛用のAPISのサイクルキャップ。
このメーカーはイタリア製らしく、HPを見ると、イタリアのおねえさんが丹精込めて縫っているらしい。
ともあれ、サイズ大き目なわたしの頭もすっぽりで、大変重宝している。 ところがそのキャップの一部が長さ十数センチに渡って糸がほつれてしまった。
これくらいの長さになると手縫いでは手が負えないので無謀にもミシン縫いに挑戦。
取扱説明書と、
家内の厳しい指導により、下糸を準備し、上糸の色を選んで、
糸をかけ、針穴に通して準備万端。
久しぶりに、かなりドキドキしながら、
縫い目がグネグネになりながらも、端を返し縫して作業終了!
あ~面白かった。
他に何か縫うものないかな?