数日前にご長男が熊本の病院でお生まれになって「二児の父」となられたヘイホーさんと、最近、自転車に目覚めた奥さんと今日は昼頃からサイクリングの約束をしている、こくろさんを誘って、鎌研坂経由で峠の茶屋へ。
「やっぱり、のぶさんに付いて行きたい!」と泣いてすがるお二人を、「わたしのようになってはいけない。奥さんに優しくしておあげなさい・・・」と諭して、ひとり寂しく県道1号線を河内方面へくだる。
ナルシストの椅子など県道1号線からの普賢岳の眺めを楽しみつつ、
玉名広域農道に入り、
アップダウンを走って県道309号線から県道16号線に入り、菊水の「肥後古代の森」へ。
ここには5つの古墳があるが、中でも最も有名なのが「江田船山古墳」。
もともと立派な前方後円墳だったけど、
千五百年の間に変形し、木々が生えて木立になっている。
ちょっと見ると大した事のない古墳のようにも見えるこの古墳に、複数回に渡って収められたと思われる副葬品の数々は、5世紀後半の王権と地方豪族の関係や王権の組織を知るうえで、きわめて貴重な資料とされ、国宝に指定されている。
そんな古墳公園の一角に「肥後民家村」があり、
その入り口の蕎麦屋だった店舗にスリランカ・メキシコ料理の「わさんたらんか」が移転したのは今年の7月。
前回訪れた時は、菊水インターの近くで、その時はメキシコ料理を注文したが、今回はスリランカ料理の「スペシャルカレー」を注文。 コリアンダーが効いている付け出しのフレッシュサルサをクラッカーに載せて食べていると、
注文したカレーがやってきた。
スリランカのカレーは市街地のレストランでも何度か食べたことがあるけど、緩めのカレーの海にライスの島があって、プラスアルファをトッピングってのが、どうやら定型らしい。 骨付きの鶏肉がホロホロで、スパイスもよく知らないようなものが入っているらしく、わたしにとっては新鮮な味。 店主のワサンタさんと少しお話をして店を出る。 県道3号線で帰ろうかと思っていたけど、大型車両が多い予感がしたので、菊池川沿いで山鹿へ。
市街地は豊前街道を走り、
今日が玉三郎公演の最終日で賑わう八千代座の近くの
「門前珈琲」で季節のスイーツをいただく。
帰路は、お取込み中のバッタがたくさんおられる中、
甚だご迷惑だろうけど菊池川沿い、合志川沿い、小野川沿いの道を走らせていただき、
小野泉水公園を経由して、何故だかまったくバッタのいない坪井川沿いの道を走って帰った。 本日の走行距離:94.8㎞