先日ご一緒できなかった、こくろさんの提案で、同じ鹿児島県人のヘイホーさんも誘って南阿蘇へ行くことになる。 熊本地震から半年、崩落した俵山トンネルの修復、および西原村側の損壊した道路の補修や迂回路の整備にて、念願の南阿蘇へのアクセス路が仮復旧し、開通式が昨日行われたのだ。 午前8時半に保田窪交差点で待ち合わせ、
供合線(県道145号線)でひたすら東へ。 菊陽町を抜け、
大津町の錦野交差点から県道225号線へ右折し、やがて左に折れて鳥子川に沿う道を進む。
桑鶴の集落に上がって右折し、「萌の里」のところに上がり、
県道28号線に突き当り左折。 これまで静かだった県道を、車がバンバン走っており、活気が戻っている。 震災で波打っていた路面は新たに舗装され、歩道も綺麗になっていて快適。
X橋(桑鶴大橋)はまだ修復作業中で、その部は迂回路が整備されており、
その後はまた再び歩道を走る。 登っていると、自然と旧道の峠道へと道が続き、
心配された旧道の幅員は拡張されており、真新しい舗装道の路側帯部を快適に進む。
やがて風車群の中に入り、左手に2つの風車が過ぎると、旧道から左下へ新しい舗装道が続いている。 旧道が上れそうだったら、そちらへ進むつもりだったけど、旧道は道路の補修中で侵入は不可。
急な坂を下り、いよいよ俵山トンネルに突入。
このトンネルを自転車で走るのは初めてだけど、車のエンジン音が響いて怖い。車線の幅も狭いし、路側帯も狭くて走りにくい。 このトンネル内の走行を心配していたが、幸い、われわれが通過した時には車が少なかった。 トンネルを抜けると、
久しぶりの自走の南阿蘇。
そこから少し下って県道沿いにある「ガレット」でガレットセットをいただく。
われわれが出る頃には、この店も満席状態。南阿蘇で商売をしている人達は、きっとこの日を待ち望んでいたに違いない。 お腹一杯になったわれわれは、さらに県道を先へ進み、
信号を右折し、久木野中学校方面へ坂を上る。
夢しずくのところからさらに直進し、十六羅漢の近くの奇岩群を眺めつつ、
さらに坂を上って、「恐ケ渕(おそろしがふち)」の滝を見物。
さらに坂を上って、グリーンロードに突き当り、「裏地蔵」を上る。
一昨日まで南阿蘇に至る唯一のアクセス路として重要な役目を果たしたグリーンロード。
走る車もまばらとなったその坂をヒーヒー言って上っていると、気温もグッと下がって来て、路傍には雪が薄っすら。
時々眺望を愉しみつつ、さらに上って、
南郷橋に到着。
その後は長い下りへ。
この下りの路面凍結も心配したけど大丈夫だった。ただし、路面の乾いていない箇所が多々あり、凍っているようにも見えて怖かった。 農道との交差点をミルク牧場方面へ直進し、ゴルフ場の先から左折し、津森方面へさらに坂を下って、県道28号線を左折。
益城を抜け、
市内に入り、白山通りのところでヘイホーさんと別れ、変電所のところでこくろさんと別れて帰った。
本日の走行距離:76.4㎞