くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

蕨野(わらびの)峠を越えて

月に一度くらいのペースで熊本にいらっしゃる鹿児島在住のヘイホーさんと、鹿児島出身のこくろさんを誘ってサイクリング。 当初は氷川ダムを予定していたけど、予報では午後1時頃から雨マークだったで、もう少し短いコースに変更。 午前7時半頃自宅を出発。水前寺公園経由で出水ふれあい通りを南に走り、画津を抜けて中の瀬橋で待ち合わせ。

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午前8時頃、3人で出発。めど町橋を渡って左折し、緑川沿いの道を甲佐に向かって走る。

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途中交通止めの標識が何カ所かあるも一部強行突破。

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工事中の田口橋から乙女橋間は迂回路を通り、安津橋を渡って右折し、甲佐の街中に入り、セブンイレブンで休憩。 この夏に換装したクロモリロードバイクのブレーキキャリパーは、今はヘイホーさんのロードバイクに装着されて頑張っている。

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エネルギー補給を済ませ、益城橋を渡って坂を上り、左折して神園の交差点から県道105号線に入り、坂を上る。

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アップダウンを過ぎてさらに坂を上り、美里町と宇城市の境となる蕨野峠へ。

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(こくろさん撮影)

峠ではお地蔵さんが見守っている。

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少し下って、「峠の岩清水」で給水。

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さらに坂を下り、舞鴫(もうしぎ)文殊堂に参拝。

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「農家の武者返し」と呼ばれる石垣が印象的な舞鴫の集落を抜けて、

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再び県道105号線に入りもう少しダウンヒルを楽しみ、県道32号線に合流。 海東を抜けて小川の商店街の「風の館・塩屋」へ。

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この建物は明治39(1906年)年に旧商家岩崎家によって建てられ、途中から空家となり傷んでいたのを地元の女性9名からなる「風の会」が借り受け、平成13年に修復復元したもの。

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小川町が最も栄えた時代の商家の趣を残す建物で、「風の館・塩屋」として小川商店街の活動拠点として様々な交流会や憩いの場として利用されてきた。

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しかし今回の地震ではかなりの被害を受け、その復興支援として数年前から試作を繰り返してきた「れんこん万十」が売り出されたと地元のニュースで言っていた。 その復興支援の「れんこん饅頭」を3個購入し、おすそ分けして食べるつもりだったら、生憎、冷凍商品。

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しかたなくジャージの背ポケットに入れて、感じのよいおばちゃんのお見送りを受けて小川の商店街を後にする。 県道244号線から県道312号線に入り北上。

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松橋インターの近くのインド料理「SANJI」でランチ。

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その後県道313号線を北上し、国道266号線に突き当る手前で右折し、塚原古墳公園でトイレ休憩。

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城南の街中にある「荒木酒店」

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はアルコール類以外にも色々面白いものが売ってあるので調味料的なものを購入し、

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そこの看板犬と戯れる。

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次に、城南の旧道に入って「下田の大イチョウ」に立ち寄る。

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旧道から国道266号線に入り、めど町橋を渡り、朝来た道を戻った。 中ノ瀬橋でヘイホーさんと、水前寺公園の前でこくろさんと別れて帰った。

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本日の走行距離:71.9㎞

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さて、帰宅後、まだ少し凍っている「れんこん万十」をレンジでチンして食べてみた。 地元特産の白玉粉の中に蓮根の食感と風味が残るしっとりした皮、そして内部に上品なこし餡が入っており、疲れた体に染み入る美味しさだった。

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