くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

北外輪山グラベルサイクリング

阿蘇在住の読み逃げ屋さんは時間があるとマウンテンバイクで北外輪山のグラベル(未舗装道)を探索しておられる。 そこで、ご案内をお願いしたところ、快諾して下さり、本日、「北外輪山グラベルサイクリング」と相成った。 折角なので、知り合いのシクロクロスバイク乗りに連絡を入れたところ、1008さんと、登れない豚はただの豚さん(長いので以降は「登れない豚さん」と略)が参加。 ちなみに、のぼれない豚さんは熊本市内に在住だけど、熱気球などのアウトドアの趣味を豊富にお持ちで、阿蘇には三十年近く通い詰めているとのこと。 さて、当日、午前7時に1008さんにピックアップしてもらい、心配していた渋滞はまったくなくて、二重峠を越えて阿蘇谷に降りたのは午前8時過ぎ。 集合時間までかなり時間があるので、まずは、旧・阿蘇西小学校近くの震災の爪痕を見学に行く。

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それから集合場所の「はな阿蘇美」駐車場へ行くと、まだ1時間ほどあるので、ウォームアップに国造神社方面へ。

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途中、尾籠(おごもり)の六地蔵の安否確認に行く。

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その後、阿蘇谷内を適当に走り、

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コンビニで一緒になった登れない豚さんと共に「はな阿蘇美」へ戻り、ブッチャーKさんに見送られて、読み逃げ屋さんを先導にグラベルサイクリングにスタート。

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まずは、先ほど足慣らしに走った県道110号線を東へ走り、県道213号線へ左折。しばらくアップダウンを走って、山田地区から左折。

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林道山田線のグラベルと舗装の混合道路を走る。

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次に乙川湧水群で喉を潤し、

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さらに坂を上って旧・福田寺の五輪塔群や

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五葉の松を見学。

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さらにアップダウンを進んで小倉地区から外輪山に上がる急峻な道に出て、ヒーヒー言いながら激坂を上る。 すると眺望が開け、

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「阿蘇大観の森」から、さらに激坂を上がる。

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あまりの斜度に途中から押して上がる。

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やがてスカイラインに出て左折し、

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大観峰に立ち寄って、内牧方面へ少し下ると、読み逃げ屋さんは道なき道へ降りて行く。

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聞けば、この道は下にある熊本市の教育キャンプ場から大観峰方面へ上がる登山道で、日頃は整備されているが、今年は地震の影響でキャンプ場が閉鎖され、この登山道も荒れ放題になっているとのこと。

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しばらく自転車を押したり、担いだりしてくだり、時には小川も越えて、

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グラベルを下り、視界が開けて、眺望を楽しんで、

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坂道を下る。 湯浦地区に降りて、「ネイチャーランド」の近くまで走り、昼飯は「ナポレオン食堂」で

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チキン南蛮定食をいただく。

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午後の部は田子山(たんごやま)のところからグラベルへ。

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田子山の周辺に点在する史跡を巡り、

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外輪山の中腹をしばらく走ると、

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やがて、豊後街道の雰囲気の良いグラベルを楽しむ。

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尾ケ石のところで県道149号線に出て、震災の爪痕残る狩尾地区、

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永草地区を抜けて、

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乙姫の子安河原観音へ。

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ここは安産祈願の神社だそうで、御神体は裏の河原の女体像だということ。

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その後、これまた震災の影響で駅舎が取り壊された内牧駅や荒れ放題の豊肥線を感慨深くながめ、

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はな阿蘇美に戻った。

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距離にしてウォームアップの20㎞を差し引けば40㎞足らずで獲得標高の900m程度のグラベルサイクリングであったけど、湧水群あり、史跡あり、激坂あり、景色よし、雰囲気よしで大満足! 阿蘇の奥深さを教えてくれた読み逃げ屋さん、過酷なコースを嬉々として楽しんでいた1008さん、地元の方にも負けないくらい阿蘇の事に詳しい登れない豚さん、お疲れ様でした! はな阿蘇美の駐車場で解散したら、すぐ近くで後輪のパンクおよびクイックレリースのスタックで困り果てていた大藪関係のnattsuさんを皆で助けて、お土産に鶏のから揚げを買って、1008さんに送ってもらって帰った。 本日の走行距離:61.6㎞

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