みきたかさんと同様に、わしのところにも4月1日に以下のメールが届いていた。 『くまもと「水」検定1級及び2級認定者各位殿 熊本市が植林しました北緯32°77′/東経130°94′付近の 水源かん養林の状況を確認しblogにて報告の事。 尚、周辺の環境保護の為、徒歩もしくは自転車とするべし。 環境省九州地方環境事務所ほにゃらか何んとか係』 みきたかさんのと少し違う場所みたいだけど、大よその場所は把握出来ているので午前8時頃クロモリロードバイクで出発。 京塚経由で健軍自衛隊の東側から秋津川沿いの道に出て東へ。
丁度前を走っていたクロモリローディを風避けに走って
前のローディー君は県道57号線を左折し、わしは右折。 いつものお地蔵さんに挨拶して、
坂を上り、御船に入る。
さらに坂を上って、
アップダウンをこなし、
歌野酒店から県道57号線を外れて左折。
一旦、下った後、矢形川沿いの道を走り、
長い坂を上る。
西原からの農道に突き当り、右折。
「吉無田高原緑の村」を経由して
「吉無田水源」に到着。
水汲みの皆さんはポリタンク。
自転車のわしはポタリング。
水の神と
山の神にご挨拶。
ちなみに「水の神」の祠の裏の「立入禁止」のところに湧水ポイントがある。
この一帯は、江戸時代、肥後藩の領地で水源でもあり湧水確保のため藩時代には林政に力を入れ植林も盛んであったと思われる。1815~1867年までの約52年間に約340万本の植林を行ったと記録が残されている。藩政時の多くの立木は伐採されたが一部残されたものが現在の旧藩木の老齢木としての面影を残している。また、現在も熊本市の水源確保のため造林が続けられている(九州森林管理局のHPより)。 聞くところによると、先ほどの湧水ポイントも、植林を始めて50年ほど経ってから水が湧き始めたらしい。 さて、「関係者以外の車両通行禁止」の道を通行するに当たり、四つの注意を肝に銘じて、
上流に向かって、いざ、視察開始。
ところでこの道は段々荒れてくるけど、
1008さんら勘なし達のお蔭で、「普通の道」としか思えなくなってしまった。 所々に湧水が見られる中、
せせらぎの音と、鳥の鳴き声と、自分の息遣いだけを聞きながら結構な斜度を上って行くと、
あったあった、熊本市の水源かん養林の標柱。
さらにもう少し上った所にも。
そして、さらに上ると、向こう側から車両が進入せぬように遮断棒があって
「グリーンロード」の十文字峠の所に突き当たる。
すぐ近くには明治十五年に建てられた「吉無田官山植林記念碑」というのも建っている。
皆さん、長年に渡って苦労したんじゃのう・・・。 これにて視察は無事終了! ここから帰路につく予定だったけど、折角だから地蔵峠まで上ることにした。 長い長い坂を上って・・・久しぶりの南郷橋。
福岡からのショップのライド集団が裏地蔵へ下っていった。
こちらはここから引き返して長い坂を下り、ミルク牧場手前の交差点を右折し、西原に降りる。 昼になったので、鳥子の交差点の少し先で目に留まった「くまごろうカフェ」へ。
ここのマスターも音楽をやっているらしい。
「チキン・チーズカツレツ」のプレート、ドリンク付き800円をいただく。
丁寧な料理で、ご馳走様でした。 鳥子の交差点から北へ進み、工業団地を経由して岩坂に下り、県道145号線を走って帰った。
本日の走行距離:75.7㎞