くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

今更ながらスキルアップ中?

朝の自転車通勤の時間帯も明るくなってきて、

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しかも時刻的に北バイパス沿いの歩道には、ほとんど通行人がいないので、

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いくつか自転車で練習をしていることがある。 と言うのも、ひと月ほど前、Global Cycling Networkの動画に、"How To Improve Your Bike Handling - 5 Key Cycling Skills"というのを見つけたのだ。

詳しくは動画を観ていただけば解るのだけど、経験を踏まえて補足すると・・・。 1.手放し運転 例えば冬場のサイクリング時の体温調節のためにウインドブレーカのジッパーを上げ下げしたりするのにも手放し運転ができると便利。 勿論、それだけでなく、体幹の筋肉、脚の筋肉で方向を調節することによりバランス感覚を養い、ひいては自転車と仲良しになったような感覚を得ることができる。

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実際に練習してみると、車体が重くてタイヤ幅が広いシクロクロスバイクでは比較的簡単であるけれど、

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それよりは軽くてタイヤが細いクロモリロードバイクではやや難しくなり、

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もっと軽めのカーボンロードバイクではさらに難しくなる。そして、車輪の小さい折り畳み自転車では、無理、である。 ただし、日本においては、道路交通法によって、両手放し運転はもちろん、手信号の合図をするほかは片手放し運転も禁じられており、罰則(3ヶ月以下の懲役、又は5万円以下の罰金)もあるので、そのつもりで・・・。 2.白線の上を走る 道路の白線の上から外れないように走る。 速く走ると比較的簡単だけど、遅く走ると難しくなる。 バランス感覚を研ぎ澄ますのに有効。後方確認の際にも真っすぐ走れるようになり、集団走行時の安全性にも繋がる。 歩道には通常、白線は引いてないことが多いが、今年の2月の後半、北バイパスのビオトープ立田の杜の入口の交差点に、この春開校する「龍田西小学校」への通学路のための横断歩道が完成し、

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付随して周囲の歩道に歩行者と自転車を分ける破線が引かれたので、

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ちょっとガタガタするけど、これを利用。

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他にも直線状のものがあれが、何でも利用して練習している。

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確かにスピードが遅くなると難しい。 3.非常にゆっくり走る 白線の上をうまく走れなくても、時速数キロのスピードで、ただ、ゆっくり運転するだけでバランス感覚のみならず、運転技術の向上にも繋がる。低速走行時の安心感だけでなく、高速運転時のバランス感覚を向上させる。 個人的には、これが一番効き目があるような気がする。 最終的には、時に眼にする、交差点の赤信号で停止しているローディみたいになれたら良いけど、

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こんな風には多分なれない。

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4.バニーホップ 文字通り、ウサギが跳ねる様に

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自転車で飛び跳ねることで、野山を駆けるMTB(マウンテンバイク)や

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曲乗りBMXの基本テクニック。

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ロードバイクでは、六峰街道の下り坂でハヂメさんが道を横切るグレーチング(溝の蓋)を飛び越えているのを見たけど、テレビではペーター・サガンが2014年の「ツアー・オブ・オマーン」の第4ステージで、バニーホップして中央分離帯に跳ね上がり、roundaboutをショートカットして抜け出し、そのままステージ優勝したのを観てビックリした。

ロードバイクではハンドルやサドルの高さから前輪を上げるのが難しいけど、ビンディングペダルだと後輪を浮かすのは比較的簡単。 通勤路にもデコボコは沢山あるので、

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練習しているとたまに上手にバニーホップで乗り越えることができる。 5.スキッド 後輪を横滑りさせるもので、これも自転車ではMTB(マウンテンバイク)の下り坂や、固定ギアのピストバイクなどで多用されるテクニック。 ロードバイクでは必要とされるテクニックではないように思えるが、後輪のブレーキングによってタイヤが横滑りし出し、ブレーキングを解除することによってタイヤが地面を噛み始める感覚をつかんでおくことは大事なことらしい。 ただし、ロードバイクではスキッドの練習を舗装道や砂利道でするとタイヤの傷みが早いので、草地で練習するのが薦められている。 幸いと言うか、わたしの、もうひとつの通勤路には近くに八景水谷公園や

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坪井川緑地公園があり、

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スキッドの練習に適した草地が至る所にある。特に軽い下り坂がスキッドしやすい。

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ちなみにシクロクロスのブロックタイヤだと草地でもスキッドはしにくい。そんな時は藻器掘川の西原あたりの川沿いは絶好の砂利道でスキッドのし放題。

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以上5つの練習は、トータルでバランス感覚の強化に有効で、わたしのようなポタリング中心の自転車乗りにも大変役に立ちそう。

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