くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

村吉のイチイガシに逢いに行く

午後からは家庭内平和維持活動なので、泗水町の村吉地区にあるイチイガシを見に行くことにする。 先日、「山鹿てんぷらツアー」の折、菊池で皆と別れた後に立ち寄った「わいふ一番館」の館長さんが、「是非、見に行って下さい」と、わざわざ地図まで書いて場所を教えてくださったのだ。 午前7時半過ぎ、クロモリロードで出発。 最短コースは北バイパスから日田街道だけど、それではつまらないので、回り道をすることにする。 北バイパスから旧・国道57号線である県道337号線に下りて

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豊肥線沿いを東へ。光の森のところから左折して道なりに進み、竹迫(たかば)の旧道に入り、県道138号線へ左折。

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竹迫日吉神社のところで右折して、

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竹迫城址のところから右折して県道を離れ、台地に上がる。この台地が気持ちよかった。

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桜山地区を抜け、合志川を渡る。

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すると行く手の台地にひときわ大きな樹体が見える。

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あれが目指すイチイガシかな? 進むと村吉地区に入る。

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「札の辻」と呼ばれた、かつての集落の中心地の少し先の左側に標柱あり。

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階段を上って行くと、奇怪な格好をしたイチイガシの根の部分が目に入る。

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なるほど、これは面白い。 昨年8月に探訪した、御船の山奥にある「長生(ながはえ)のイチイガシ」は「全国2位」と言われる大きさだった。 大きさでは叶わないものの、この樹の根はすごい。

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根の部の土が長年の風雨で流されたらしく、根の部分が高さにして1mほど露出し、幹の下には小さな人なら入れるような空洞もできており、子どもの頃の「秘密基地」のようになっている。

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人里の巨木たち」で全国の5100本もの巨樹を探訪してきた方をもってしても、「こんな木は、全国広しと言えど、ここだけではないだろうか・・・」と言わしめるほどである。 そして、この樹は「村吉の天神さん」と地区の人から呼ばれ、この樹にお供え物をするための専用の「天神田」があり、そこで穫れた米を今でも定期的にお供えしているとのこと。 周囲の樹にも守られているのか、樹勢も良いし、末永く元気でいてほしい。

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このまま帰るのでは時間が余るので、七城・植木温泉方面へ廻って帰ることにする。 富の原の交差点で日田街道を横断し、田舎道を走って再び県道138号線に入り、北上。坂を下って前川地区へ右折。右手にある碧巌寺のお地蔵さんに手を合わせ、

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前川水源へ。

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ボトルの水を入れ替えて、

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地区の方に聞いて、「沢村さん」と呼ばれる五輪塔を見に行く。

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この後、再び県道138号線に戻ると、その辺りにも水が湧いており、地区の水場が点々としている。

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林原地区を抜け、

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下橋田のデイリーで休憩。この店の自慢らしい豆大福をいただく。

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ショートカットして田舎道を走り、合志川沿いの道に出て、

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植木温泉を抜けて小野川沿いの道へ右折し、小野泉水公園でも休憩。 さて、ここで問題です。 この歌にはふたつみっつ掛け言葉(掛詞)がありますが、どれとどれとどれでしょう?

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(答は下のコメント欄を・・・) この後はいつものように、高速道路沿いの道に出て、

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熊本電鉄須屋駅を経由して北バイパスを走って帰った。 本日の走行距離:54.0㎞

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