くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

クルソン峡で紅葉狩り

タイトルからすると、優雅そうに聞こえるけど、実際に下ったクルソン峡の道路はとても過酷で、そして、とても楽しかった・・・・。 昨年の今頃、Benbowさんとmotteaさんが走ったルートをBenbowさんの呼びかけで走ることになった。 そのBenbowさんが輪行で行くので、わたしも東海学園前から午前5時半過ぎの普通電車で輪行する。

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クルソン峡の下りはかなりのダートらしいので、シクロクロスバイクを持参。 熊本駅で降りBenbowさんと落ち合い、午前6時頃発の普通列車に乗り込み、八代で乗り換え、人吉着が8時15分。 自転車を組み立て人吉駅から南下し、

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球磨川を渡って市役所別館の駐車場へ。 ここで車載組と合流。 1008さん、ハヂメさんご夫婦、motteaさん、それに初めてお会いするナワさん(ビアン嬢Kさんのご同僚だとか)が加わって7名で走る。

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隣接するコンビニで食料を調達するなどして9時過ぎに出発。東へ市街地を抜け、県道43号線に入り錦町からあさぎり町へ。

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しばらく走って右折し白髪岳方面を目指して上りへ入る。

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しばらく上ると人吉盆地が見えてくる。

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その頃になると路傍の木々も色づいてくる。

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渓流も所々にあり、気持ちよく走る。

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白髪岳登山道への分かれ道を過ぎると

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もう少しで温迫峠(ぬくみさことうげ)。

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峠から見る人吉盆地は朝もやに包まれている。

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峠で一休みして、ウインドブレーカなどを着込んで下りへ。

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間もなく道はダートとなる。

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いよいよクルソン峡に突入。 「クルソン峡」は正式には「狗留孫峡」。「狗留孫」とは梵語の音訳で「実に妙なる成就」を意味するらしい。  川内川の最上流にある延長約10キロメートルの渓谷で、古くから山岳仏教の修業が行われてきた場所。  その峡谷美は息をのむほどで、特に紅葉は絶景。水の透明度が高く、渓流釣りの名所としても知られているという。 ・・・とは言うものの、とにかく瓦礫をばら撒いたような様な路面で、激しい振動のため、10~20分置きくらいに休憩しないとやってられない。

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しかし、単車に乗っていた頃からダート道に慣れている1008さんの走りを後ろから見て参考にしているうちに、段々楽しくなってきて辺りを見る余裕も少し出てきた。

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やがて宮崎県側のクルソン峡入り口に到達。

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約10キロに及ぶ厳しいダート道路に別れを告げ、舗装道を有り難く走る。

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えびの市のセブンイレブンで休憩。

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県道53号線を走って京町温泉を抜け、

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県道408号線に入り吉田温泉から矢岳高原を目指し、本日二つ目の上りへ。

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午前の上りに比べたらこちらは楽だろう・・・と思っていたら、思いの外、きつい上り。 矢岳高原のベルトンオートキャンプ場を経由。

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JR矢岳駅横まで降りた頃には少し暗くなってきて、冷えてきたので、ウィンドブレーカーなどを着込み、

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ここから先は地元人のmotteaさんが先導し坂を下る。

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大野地区から国道267号線へと下りて人吉市街地へ。 無事、市役所別館駐車場に到着。

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出迎えた1008さんの奥さんに頂いたエクレアが美味しかった。 ちなみに、本日のパンクだけど、細いタイヤで来たお二人さんが、合計5回のパンク、と相成った。

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人吉駅に到着して輪行袋にパッキングして(その間にmotteaさんに切符や飲み物などを購入していただいた。かたじけない!)午後6時25分発の普通列車に乗り込む。

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八代駅で乗り換え、熊本駅へ。 熊本駅からはBenbowさんを迎えに来た奥さん運転の車に同乗させていただき、午後9時頃に無事帰宅。 Benbowさん他、参加の皆さん、お疲れ様でした! 本日の走行距離:93.5㎞