ブッチャーKさんの発案で、2年前の豪雨災害以来通行止めになっている「日の尾峠」に上ってみることになった。 悪路が予想されるのでシクロクロスバイクで出発。Benbowさんと竜田口駅で待ち合わせて、午前7時29分発の宮地行き普通列車に乗り込む。
赤水で降りて自転車を組み立て、午前9時頃、サイクリングのスタート。
国道57号線などの交通量の多い道を避けるBenbowさんのスペシャルコースで快適に進む。
やがて坊中のブッチャーKさん宅に到着。
今日はなんと、ブッチャーKさんの誕生日で、しかも昨年の今日、阿蘇が世界農業遺産に登録された輝かしい日なんだと。 ブッチャーKさんの仕事が一息つくまで「カルキバー」で待機。
そして記念すべきバースデーライドに、ブッチャーKさんの先導で出発。
旧道を進んで、国道に出る直前に右折。しばらく走って、宮地駅からの道との交差点を右折。いよいよ峠を目指して上りに入る。
日の尾峠は、阿蘇五岳の根子岳と高岳の間の峠で、2年前の豪雨災害の少し前に、高森側から上った。その後豪雨災害で通行止めになっていたが、どうやらジープなどなら通れるようになったらしいので、それならと自転車で挑戦することになったのだ。
思ったより強い日差しの下、坂を上ってゆくと、右手に高岳が近づいてくる。
根子岳も近づいてくる。
土砂崩れの場所をバイパスするように新しい舗装道ができている。
左に見えるのが旧道で、右が新道。
振り返ると、ずいぶん上ってきた。
やがて峠まであと数百mのところで道に泥が多量に体積している箇所が数箇所。
普通乗用車なら無理そうだけど、シクロクロスなら難なく通行できる。 そして、やがて峠。
そこからの下りは道の周囲には落石が多く見られるものの、
泥の堆積はほどんどなく、普通のロードバイクでも問題なく通行できる。 やがて放牧のためのゲート。
ゲートの横の隙間を通り抜けて進むと、道が平坦になった部分に砂が堆積しており、BenbowさんとブッチャーKさんが二人仲良く砂遊び(「落車」とも言う)。
その後も放牧のためのゲートをいくつか乗り越えたり、チェーンを外して通り抜けたりするが、その他に障害物はなし。
やがて、あっと言う間に、「鍋平(なべのたいら)キャンプ村」に着いてしまった。
そこでブッチャーKさんが用意したお弁当を広げる。先ほどの砂遊びで若干変形したり爆発したりはしているものの、握り飯に、鶏の揚げ物、ゆで卵を美味しくいただく。
十分に森林浴をしてキャンプ場を後にする。
さらに下って広域農道を左折。
アップダウンを過ぎ、箱石峠から下りへ。ここで、箱石峠の名の由来になった「箱石」を見物。
さらに下って、アゼリア21方面へ左折。ブッチャーKさんの発案で、雷が落ちたとかで枝が折れたらしい「護王さんの杉」を見に行く。
なんだか凄いダメージで、幹が真っ二つに割れかかって、大きな枝が一本折れている。霊的な雰囲気のある立派な杉だったのに、これは致命傷ではなかろうか? その後、元の道に戻って旧道に入り、ブッチャーKさん宅へ戻り、スイカを鱈腹食う。
ブッチャーKさん、本日も、お世話になりました。そして、誕生日おめでとうございます!
今朝来た道とほぼ同じ道を帰る。
県道149号線に入り、赤水登山口のところから国道57号線に入り、立野の先から瀬田へ左折。県道207号線を西へ。
今日は遅くなったのでO3カフェKENへは寄らずに、田舎道を走り、豊肥線の北側を走る道に出て、武蔵塚のループのところでBenbowさんと別れ、県道337号線に出ていつものように帰った。 Benbowさん、本日もお世話になりました! 本日の走行距離:101.4km