くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

暗躍!ルーベ兄弟のウトイチ

一週間後の天草サイクルマラソンに出場予定の、O3メンバーのOさんとウトイチ(宇土半島一周)に行く。Oさんは、今月初旬の「石橋叩き割りツアー」の試走以来、右ひざを痛めていて、この2週間ほど長い距離を乗っていないらしい。今日はその膝の「様子見ライド」が主な目的。 ただそれだけではやる気が出ないので、第二の目的が、天草五橋の一号橋の手前にある、レストラン「ルボンヌ」。そこには、美人熟女姉妹がいるという話なので、何とかお近づきになりにゆく。あちら様がご姉妹なら、こちらも兄弟で行かないとバランスがとれない。 Oさんの愛車はSpecialized社のRoubaix(ルーベ)。

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「春のクラシック」と呼ばれる、ヨーロッパでの伝統あるワンデイ・レースのひとつ、「パリ・ルーベ(Paris-Roubaix)」のためにSpecialized社が開発した技術が使われている。 シートステイやフロントフォークに埋め込まれた衝撃吸収のための緩衝材もそのひとつである。

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凸凹の激しい石畳区間がいくつもある「パリ・ルーベ(Paris-Roubaix)」では参加各社および各チームが色々な工夫をしているが、中でもSpecialized社は前述したような技術で、好成績をあげている。 そして何を隠そう(隠してないけど)、わたしの二号機も同じ、Specialized社の「ルーベ・シリーズ」なのである。

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前置きが長くなったけど、こうして「O3ルーベ兄弟」が「美人熟女姉妹」に会いに行く事になったのだ。 午前8時半に水前寺公園の鳥居前に集合し、出水ふれあい通りを走って画図の田舎道を走る。

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中の瀬橋を渡ってすぐに右折し、加勢川沿いの道を気持ちよく走って、県道182号線へ左折。釈迦堂橋を渡って南下し、JAから右折して「ウキウキロード」を走る。最後のアップダウンを避けようと田舎道へ左折するも道路工事中で、仕方なくウキウキのアップダウンへ。

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それを過ぎると国道266号線へ右折し、しばらく走って、「道の駅 不知火」で、しばし休憩。

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目指す「ルボンヌ」の営業開始時刻に合わせてゆっくりして再び国道266号線を西へ。

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三角港でトイレ休憩して、裏道を通って激坂をのぼり、一号橋手前の「ルボンヌ」に到着。

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室内はやや古びた欧州スタイル。

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ところがメニューの中には「スウパイコウ定食」などもあり、やや不安がよぎる。「週刊山崎くん」によると、ビーフシチューが美味しいそうだけど、ちょっと高いので、デミハンバーグセット980円と、別料金のコーヒー210円をオーダー。

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お味や量の方は、シンドバットの「お好みハンバーグランチ」と互角なので、コストパフォーマンスは半分、という結論になるが、今日は、コストパフォーマンスを追求してきた訳ではない。 ところが、その期待していた「美人熟女姉妹」の内、本日、勤務していたのはどうも妹さんの方だけであるらしい。そう言うことであれば、事前に電話で確認をしておけばよかったナ・・・と心の片隅で少しだけ思った。 ともあれ、その妹と思われるお方は、なかなか理知的な美人で、Oさんに言わせると、お姉さんは、少し小振りでふくよかな顔をしておられるとのことであった。 O3ふたりで小一時間ほど四方山話に花を咲かせて、帰路へ。途中、三角西港の裏手の「後方水路」を見に行く。「石橋博士」ことOさんに、ドイツ人技師による曲線の石垣をご覧に入れるためだ。

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ついでに目に付いた「九州海技学院」へも坂を登って見物に行く。

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西洋風の造りで、趣がある。

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国道57号線を長浜方面へ。普賢岳がクッキリと見えていたが、おこしき(御輿来)海岸を走る頃には少し霞んできた。

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太田尾、赤瀬、網田、長浜を過ぎて住吉の信号から左折。紫陽花公園で休憩。近くに浮かぶ、由緒正しき風流(たはれ)島。

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その後、住吉の細い田舎道を走って宇土北部農免農道を抜け、次郎兵衛橋を渡って、走潟のセブンイレブンで休憩。そこから国道501号を北上して平木橋を渡って右折し、六間堰を渡り左折。

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中無田閘門を見学。

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川尻に出て、加勢川沿い、木部川沿い、加勢川沿いを走って、中の瀬橋から朝来た道を帰った。 問題のOさんの膝は、最後また痛みが出て、前回ほどではなかったものの、一週間後の天草が心配なご様子であった。 そして肝心の美人熟女姉妹はお姉さんとお会いするまでは、評価は「おあずけ」ということで・・・。 本日の走行距離:100.4km

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