くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

腹切坂と水場巡り

前日までの天気予報が良くなかったので今日のサイクリングは諦めて、朝からテレビを観ていたところ、外が明るくなってきて、時おり陽が射し始めている。急遽準備をして、午前9時半過ぎにクロモリロードバイクで出発。 外に出たところ、南の方角の雲はヤバそうなので、とりあえず毎日の通勤路を北へ走りながら、脳内ルートラボで行き先を検討する。

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北バイパスの坂を上りながら、山鹿方面に行こうかと思い、いつか上り口まで行って引き返した『腹切坂』に再挑戦しようと思い立つ。ついでに、その近くにある水場も二つ廻ることにする。 いつもの通勤路なので、ついつい歩道を走行。

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日田街道に突き当たり右折し、坂を登って県道37号線に左折。ひたすら北へ走り、左折して上生(わぶ)川沿いの道を走る。向かい風が強い。

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突き当たって左折し、信号を右折。県道199号線に突き当たる前の信号で左折。坂を登って国道3号線をオーバーパスして坂を下り、鹿本広域農道に入ってアップダウンを走る。

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ここら辺りのランドマーク、『米野山』。

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沿道には所々に紅葉。

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最後の坂を下って県道16号線に突き当たり左折。少し走った所にあるセブンイレブンで燃料を補給。さらに走って坂田の信号を県道194号線へ右折。

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しばらく走って右折し、菰田橋を渡ると、この標識。

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腹切坂を目指して県道315号線へ右折。200mほど行くと分かれ道があり、県道315号線は右折して橋を渡るが、そちらへ行かず、左側へ道なりに進む。一キロほど進むと、やがて『歴史の道』の標識があるので、右折する。

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100mほど行くと、右側に、参勤交代の時の休憩所として使われた光行寺。

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さらに『歴史の道』の案内板に従って進むと腹切坂の入り口。ここ、寺ノ本から永ノ原台地に上がるこの坂は、参勤交代で使用されていた豊前街道の中でも屈指の難所であったという。

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ここから先は未舗装道となり、最初の100mは丸い砂利道だが、やがて苔むしたコンクリート道(?)となりタイヤが滑り出し、さらには太さ10cmほどの丸太が10m毎に道を横切って置いてあるため、その後は自転車を押して上る。

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鬱蒼とした雑木林からやがて杉木立の中の激坂となる。

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数百メートル進むとやがて平地となり、そこに案内板。

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この坂の名の由来となった、切腹した人の事だけど、ひょんなことから人を殺した西国の武士説、平家の落ち武者説、勘違いした飛脚説など、諸説がある模様。 名前と言い、雰囲気と言い、なかなかおどろおどろしい坂であった。 ここから先は舗装道路となり、永ノ原台地をのんびり走る。

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当時から残るハゼ並木が豊前街道の面影を今に残している。

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付近は西南の役の激戦地でもあった。

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やがて国道443号線に突き当たるところで右折し豊前街道に別れを告げる。国道443号線の坂を下り、国道315号線が合流する少し手前で鋭角に右折し、坂を100mほど上る。知人に聞いた、地域の名もない水場。

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すごく感じのよい水場だけど、残念ながら湧水量は少なく、水が少し濁っている。

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国道443号線に戻り、県道315号線が合流する信号の少し先の、中満ガソリンスタンドの裏にある『鍋田の清水さん』。

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奥の湧水源からの水量は多そうで、水はとても綺麗。ただ、青ビニールシートが残念やねぇ。

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国道に戻って、すぐ先の鍋田横穴群。

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その後、サイクリングロードを経由して山鹿温泉街のタオ珈琲へ。

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青森リンゴパイセット780円で血糖値を上げる。

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山鹿大橋を渡って左折し、菊池川沿いの道を、追い風を受けて走る。

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その後、一旦、菊池川から離れて田舎の直線道路を走る。

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合志川沿いの道に出て、

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小野泉水公園を経由し、

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坪井川沿いの道に出て帰った。 本日の走行距離:78.3km 今回もまたGPSロガーの調子悪く、走行図なし。