くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

樫永峠越えて破魔呑

今朝は少し『うったち』が悪く、午前7時半にクロモリロードバイクで自宅を出発。京塚、健軍の自衛隊を経由して、県道232号線を南下し、今週末の日曜日、自転車用品のフリーマーケット『自転車市庭』が予定されている浮島神社に立ち寄る。

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ここから御船へ行き、樫永峠を目指す。 甲佐を縦に貫く国道443号線~県道240号線と、御船町から山都町を結ぶ国道445号線、美里町から山都町に至る国道218号線で囲まれる山岳地帯。

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昨年までは、この山岳地帯に足を踏み入れることがなかったが、今年は早春から何度も挑戦し、残る樫永峠を越えれば、主だった幹線はひと通り走破することになる。 浮島神社から南へ下り、高速道路沿いの道に出て南下。御船インターの少し手前で左折して御船の町を抜け、国道445号線に出て山都方面へ。2kmほど走って、県道219号線へ右折。

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いきなりの急な坂を上る。

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数百m進むと傾斜は落ち着き、人吉のmotteaさんに関係ありそうな施設とか、

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『下梅木眼鏡橋』とか、

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炭焼き小屋とか、

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などが点在しており、なかなか面白い上り坂。 途中、舗装工事や法面工事の箇所もあり、ダラダラと上りが続き、山の斜面を九十九折で上って行く。

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そして標高374mの樫永峠に到着。

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そこから下ると、あっという間に田畑の交差点。ここまでで調子が悪かったら右折して水越峠を越えて帰るつもりだったけど、まだまだ元気なので、直進し、8kmほど山道を走って、下矢部郵便局のところから県道321号線へ右折。

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アップダウンのある細い山道を進み、杉木立を抜けて、小崎の棚田のところに出る。

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この後、地区の水場である『すげんこの井川』に立ち寄るはずだったが、快調な下りで、つい見落とし、緑川沿いの道に出て右折。

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緑川沿いの道を、また快調に走って、曲がるはずだったところを行き過ぎて、Uターンして宮内簡易郵便局のところから左折して北上。2kmほど進んだところにある、破魔呑(はまどん)に到着。

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『水の国 くまもと』のHPによると・・・ 甲佐町の甲佐町西麓の町道沿いにひっそりと湧く小さな湧水池。わきには馬頭観音が祀られている。 湧水量は毎分約0.2トン。カルシウム分を多量に含む水質は、甲佐岳が結晶質石灰石の地層のためだという。 「破魔呑」というのは、今から700年以上昔、この池にいた大きな亀が通行人に悪さをするので困っていたところ、甲佐岳にある福城寺からお坊さん(馬頭観音)がやって来て、まずこの水を飲み、その大きな亀を鉾(ほこ)で一突きにしたという伝説があり、水を呑(の)んで魔を破ったというのが、その名の由来。 その馬頭観音。

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木の元から水が湧き出している。

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そこからさらにひと上りして、県道152号線に出て左折。もうひと上りして水越峠を越える。

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しばらくダウンヒルを楽しみ、滝野郵便局の手前で右折し、国道443号線に出るところのセブンイレブンでひと休み。その後、国道443号線で御船に抜け、朝来た道で浮島神社を経由し、県道226号線に出て北上。健軍自衛隊の所に出て、京塚を経由して帰った。

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本日の走行距離:84.0km

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