くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

山都町のCipollino(チポリーノ)最高!

二週間前に行くはずだった山都町へ行ってみたいが、梅雨時のパッとしない天気で、午後からは雨らしいので、成り行きまかせで甲佐方面へ行く事にする。 コンフェデレーション杯の予選リーグで、日本代表がとうとう勝ち点をとることができなかったのを観戦して準備を始め、朝7時前にクロモリロードバイクで出発。いつものように、出水ふれあい通り、浜線バイパス経由で、めど町橋を渡り、左折し、緑川沿いの道に入る。 九州縦貫道をアンダーパスする手前の築地堰。

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津志田河川公園の少し先の麻生原堰。

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甲佐の街中のセブンイレブンで100円珈琲を飲みながら行く手を眺めると、灰色の雲が低くたちこめて、甲佐から先は、どうも望み薄。

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鮎の簗場までは行ってみる。

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簗場の駐車場には明治時代の富国強兵を支えた製糸工場跡の石碑。

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簗場の少し先の、鵜の瀬堰。ここから簗場に水が引かれている。

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さて、道路は乾いているし、向こうからくる自動車も濡れてないので、もう少し先に行ってみる。 井戸江峡では何か工事をしている。

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その先の森林鉄道の鉄橋近くで、いつかBenbowさんのブログに出ていた、あっちを向いた標識を発見!

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何が書いてあるのかと思ったら・・・

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『ここら辺りで川魚とかを採ってはならぬ』という事らしいのだが、どうしてあっちを向いているのか、謎。 塚瀬ダムの少し手前でローディーが止まっており、挨拶すると、『今、霊台橋に行って来たが、あっちは雨』とのこと。 それならと、塚瀬ダムから先の直進する県道6号ではなく、左折する県道220号線へ。

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緑川の支流沿いの道を、せせらぎを聴きながら、のんびり進む。

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ところがここで、痛恨のミスコース! 甲佐平簡易局の先から県道321号線を左折するはずが、うっかり直進してしまい、国道218号線へ。

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この辺りは道路も全く濡れていないので、ここまできたらと左折して、山都町を目指す。坂をヒーコラ上って万坂峠の隧道へ。

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その後は下り基調となり、通潤橋方面へ右折し、通潤橋はパスして街中を抜ける。

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二週間前に行くはずだった、国道218号線と県道39号線の交差点の近くにある、cipollino(チポリーノ)へ。

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20年前から矢部の街中でパン屋さんを開業して、5年前にここに移転したとのこと。それはさておき、ここの二代目さんが『自転車乗り』。

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いくつかブログで紹介されており、『一度は訪ねてみたい』という気持ちが、こんな梅雨空の下でここまでペダルを回させた。 店内には多くの種類の彩り豊かなパンに、ケーキも売られている。

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奥にはイートインコーナーも用意されている。

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マガジンラックには、流石に自転車系の雑誌が豊富。

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早速、ブルーベリーのデニッシュとチーズタルトで362円にアイスコーヒー350円を注文すると、レジのおかあさんが、『362円になります』と。怪訝そうな顔をしていると、『アイスコーヒーはサービスさせてもらってます』とのこと!

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何と、良心的!!感激したね。 お味にも大満足。今度は昼飯時に来て、たらふく食べたい。 二代目さんとしばらくお話をして帰路へ。 交通量の多い国道を避け、県道39号線を上り、県道222号線に左折。

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しばらく上ると小さなトンネル。

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少しくだって県道152号線を左折。

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ひと上り過ぎると快調に下って国道445号線に突き当たり右折。しばらく上って、県道57号線へ右折。この辺りから遂にポツリポツリときだす。御船町に入ると、道が狭くなり、くねくねと進む。九州横断自動車道の矢形川橋の工事も随分進んできた。

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益城町に入る頃から少し雨脚がしっかりしてくる。

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マミコゥロードとの交差点近くの、ねむの木の下でしばし雨宿り。

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一旦上がった雨が健軍辺りでまた降り出し、正午時過ぎに家に帰りつく頃には結構濡れてしまった。 本日の走行距離:92.8km

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