7年前に死んだ父の祥月命日で朝8時過ぎから京町にある実家へ。お坊さんが帰った後、午前10時ぎにクロモリロードバイクで京町を出発。とりあえず玉名まで行って、帰りに伊倉にでも寄るつもりでいた。道をあれこれ考えるのが面倒で、旧国道３号線を北上し国道３号線へ。
向陽台病院の先から左折して昨年開通した植木バイパスを走る。少しアップダウンがある。
国道208号線に突き当たり左折。下り基調の道を快調に走って、木葉の先から右折し、木葉川、菊池川沿いを走り、高瀬大橋を渡って玉名へ。
午前11時前にステーキハウス・シンドバットに到着。
ところが開店は11時３０分からで、高瀬の船着場跡などで時間を潰す。今日はまったくポカポカ陽気。
11時30分になったのでシンドバットへ戻り、『おまかせハンバーグランチ』600円をオーダー。
これに味噌汁とコーヒーがついているのでコストポフォーマンスは最高クラス。2年ぶりくらいのシンドバットのハンバーグに大満足し、店を出るが、当初予定していた伊倉へ向かう気がすっかり失せてしまい、菊池川沿いの道に出て上流へ。
先日のブルべの時、旧・三加和町で見かけた『八つの神様ご利益めぐり』の旗が気になっていて、行ってみることにする。県道６号線に入り、しばらく走って県道３号線に突き当り左折。100ｍほどして右折し再び県道６号線へ。しばらく走って県道149号線へ左折。
丘を越えて国道443号線との交差点から左折し50ｍほど行った右側に『イボの神様』。
現在、イボには困っていないが、イボ（異母）兄弟ならその昔、いたらしい。わたしの父は戦時中に結婚し、間もなく出征。男の子が生まれたが、『終戦間近にソビエト軍が満州に侵攻し、運悪く当時満州にいた妻と乳のみ子は亡くなった』ということをシベリア抑留中に故郷からの手紙で知ったと言っていた。 話があらぬ方向へ行ってしまったが、『イボの神様』のところにある地図によれば、『八つの神様』は和水町のあちこちに点在しており、全部をまわる時間はなさそうなので、近くにある神様だけをまわることにする。 先ほどの交差点に戻り、県道149号線を北へ。しばらく走ると左側に『胃の神様』。
以前、ここの前を通り、その時はパスしたが、今回は参拝する。険しい山道を登る必要があるので、ちゃんと杖が用意されている。
実際に登ってみると足場も悪く、お年寄りには厳しい坂道。
ビルでいえば５～６階へ登る程の高さ。
小高い頂に小さな祠が建っており、真剣に、声を出してお参りする。
実はわたしの胃には粘膜下腫瘍というのがある。大半は良性の腫瘍だが、まれに悪性化して大きくなったり転移したりすることがある。先週受けた胃の内視鏡検査では一年前と大きさは変わらなかった。『毎年ちゃんと検査しますので、どうぞ宜しくお願いします。・・・』と本当に声を出してお願いした。そうしたくなる雰囲気をここは持っておる。さて、お参りの後は坂道を下るが、杖があると大変降り易い。
無事に降りて、これで引き返すことも一瞬考えたが、やっぱし、男としてはその先の例の神様のとこには行っておかんといかんね。
前回訪れた時、『チンの儀式』を恥ずかしくてやらんかったせいか、どうもこのところ調子がよくない。
今回は思いっきし叩いて、
男岩様、女岩様にお祈りした。
勿論、祠の一物にもお参り。
筋向いのトイレ横の『随喜の泉』は今日も元気だ！
そこから来た道を戻り、途中の水場でボトルに水を満たす。
国道443号線に出て左折。しばらく走ると左手に『目の神様』。
最近老眼が進んできているので、ここでも真面目にお参り。
その少し先には、通る度、いつも気になっていた『好吃（ハオツ）の小龍包（ショーロンポー）』。
一個60円の小龍包2個で栄養補給。
期待していたより豚まんに近い感じ。 さらに国道443号線を山鹿方面へ走り、鍋田のところから『ゆうかファミリーサイクリングロード』へ。
山鹿大橋を渡り、左折して菊池川沿いの道を走る。
いつもと違う帰り方をしようと試み、ミスコースしながらも、菊池平野のど真ん中を一直線に走るような道をみつける。
この道をまっすぐに走ると合志側沿いの道に出て右折。
この後は、あれこれ道を考えるのが億劫になってきて、植木温泉を経由して国道３号線に出て左折。ひたすら国道3号線を南下し、旧国道3号線に入り、京町に戻った。夕食を母と摂って、家に帰りついたのは午後7時過ぎであった。 本日の走行距離：102.4km
