くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

お見知りサイクリング@島原

お馴染みのBenbowさんと、ブログで知り合ったKenさん、みきたかさんとサイクリングに行く。すでに幾度となくお会いしているKenさんとはサイクリングするのは初めてだし、みきたかさんとは初めてお会いする。言わば『お見知りサイクリング』の場所は、全員初めてとなる『フェリーで輪行して島原』となった。初めてづくしなので、無理のないコースを設定。 さて当日の11月4日の天気予報は曇りのち夕方から雨。Benbowさんとわたしは自宅から集合場所の熊本港まで自走。帰りの降雨を考慮して、残りのお二人には車載での集合をお願いした。 7時過ぎにクロモリロードバイクで出発。競輪場通りから白山通りへ走り、流通団地からケヤキ通りを西へ。早朝までは無かった雲があっという間に空を覆ってしまう。

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薄場橋を渡って、白川沿いの道に入るところで、申し合わせたかのようにBenbowさんと一緒になる。肌寒い空気の中を下流へ。

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午前8時には熊本港に到着し、早速ロードバイクを輪行袋に収納。

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やがてKenさん、そして、みきたかさんが到着し、9時25分発のオーシャンアロー号の片道切符800円を購入。ワクワクしながら乗船を待つ。

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やがてオーシャンアロー号が到着。

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予想に反して乗客は多い。

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デッキに輪行袋を並べる。

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船内は割とゴージャスな感じ。皆さんまだ表情が若干硬い感じですな。

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約30分で島原外港に到着する。

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着岸後、重い輪行バッグを抱えて長い通路を渡り、

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ターミナルビルを出て自転車を組み立てる。

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今回の輪行袋はBenbowさんのが、前・後輪ともに外すタイプ。みきたかさんとわたしのが、前輪のみを外し、フレームに固定するタイプ。Kenさんのが前輪のみを外し、固定せずに別にホイール袋に入れるタイプ。それぞれに一長一短あるが、何度も出し入れするような場合は、Kenさんのバッグは簡単で、しかも小さく畳めていいね。

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準備が終わって、簡単にブリーフィングをして出発。国道251号線を左折し、しばらくして国道57号線に入る。

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上り勾配の道を4kmほど進んで、案内板に従って右折。さらに坂を上って、

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目指す『大野木場(おおのこば)砂防みらい館』に到着。

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ここの隣に残された旧大野木場小学校は平成3年9月15日18時54分に発生した大火砕流により付近の民家等153棟とともに全焼した。災害の驚異と自然災害のすざましさを継承する火砕流遺構、砂防学習拠点のひとつとして保存されている。 土石流の監視施設を兼ねた『大野木場砂防みらい館』では写真・パネル等による災害の状況・復興の様子などが見学できる。

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展望室のテラスより仰ぐ平成新山。

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そして旧大野木場小学校校舎。

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曲がった窓枠などが火砕流の凄まじさを物語っている。 登ってきた道を下り、左折。土石流で埋まった水無川を渡る。

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『島原まゆ山ロード』に突き当たり左折。

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ここからの登りはフリーランとし、それぞれマイペースで走る。

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これが結構な登りで、平均斜度が10%程度の坂がずうっと続き、平成新山が次第に近づいてくる。

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九十九折を上って峠の少し前の公園で一休みして峠から少し先を左折。垂木台地森林公園の中を進む。つきあたりに平成新山ネイチャーセンター。

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そこから平成新山を仰ぐ。

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記念撮影をしてセンターを後にする。

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しばらくはダウンヒルを楽しむ。

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車はほとんど通らないので快適。 やがて県道56号線に突き当たり、当初の予定は左折してあとひと上りするはずだったが、天気も良くないし、正午も過ぎたので、右折して島原市街へ下りる。案内板に従って左折し、島原城を見学。

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なにか時代劇らしいイベントが終わった直後であった。

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駐車場係の、くのいちのお姐さんが元気で愛嬌が良い。

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その後、シャッターを降ろしている店がやや目立つアーケード街へ行き、昼食にカフェ・サラマンジェに入る。

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ゆったり昼食を摂って外へ出ると、あれあれ雨が降り出している。

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小降りの雨の中を島原外港方面へ。少し濡れてフェリーターミナルに到着。輪行バッグに収める。

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帰りのフェリーは旧式の九商フェリー680円。長い通路を通ってチェックイン。こちらも乗客が多く、船内は満席状態でオーシャンアロー号の倍の1時間の船旅。

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外では乗船客のエビ煎を目当てのユリカモメが群れ飛ぶ。

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みきたかさんと話をしている内に熊本港に到着。

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雨足は勢いを増してきている。自走で帰るのを諦め、KenさんがBenbowさんを送っていく。

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わたしはみきたかさんの車に自転車を積み、

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自宅まで送ってもらった。

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みきたかさん、ありがとう!

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皆さん、お疲れ様! 本日の走行距離:46.2km