くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

砥用経由で二本杉峠に登る

数ある熊本の峠の中で、5km以上坂が続く峠道では、どれが一番きついかというと、『間違いなく二本杉峠』 なんだそうな。 いつかは登ってみたいと思っていたが、先週、+Cに行った時にその話をしたら、財津店長が『わたしも登ってみたいと思っていた』ということで、行く話がまとまった。おあつらえ向きに、ともに木曜日が休みなので、紅葉シーズンが始まる前の、今日、行くことになった。 午前7時半過ぎ、カーボンロードバイクで出発。 いつものように、出水ふれあい通り経由で浜線バイパスに出てめど町橋を渡り左折。ここで財津店長と待ち合わせ。早く着きすぎたので、辺りをぐるっと廻って戻ってきたら店長は来ていた。

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緑川沿いを走り、津志田公園に到着。トイレ休憩。

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県道240号線に突き当たり左折。安津橋を渡り右折し少し走って再び緑川沿いを走る。国道443号線との交差点を右折し緑川を渡り小筵の交差点を左折。「佐俣の湯」の先の「森のパン屋」に到着。

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上りに備えて燃料補給。

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その少し先を右折し田舎道を進む。

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砥用の旧道に入り、商店街を過ぎて右折。国道445号線に入り、いよいよ二本杉峠に向けて走り出す。

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しばらく進むとそれとなく坂が始まる。

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国道なのに、道幅は県道並みに狭くなる。

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雰囲気の良いお茶屋さんもあるが、木曜日は定休日だと。

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横には渓流が流れている。

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段々勾配がきつくなってくる。

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砥用から峠までの約13kmの上りの中間点あたりに、おあつらえ向きの水場がある。

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ここまで600mほどの高さを一気に上ってきた。

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ここから先、九十九折の曲がる辺りはやや勾配が急だが、その他の箇所は勾配が緩やかになってくる。少しずつ速度が出せるようになり、峠まであと1km。

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二本杉展望所に到着!

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展望所からの眺め。下に砥用の町並みが見え、甲佐岳、飯田山、雁回山、宇土半島の山脈、金峰山が見える。

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記念に自転車揚げのポーズ。

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財津店長も記念撮影。ONYONEのベストタイプのウィンドブレーカはわたしとお揃いですな。

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展望所からすぐ先に峠。

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ここの峠はかなり広いスペースがあり、『五家荘・東山本店』という、物産館と食堂をあわせたようなものがある。

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丁度昼飯時になったので、食事にする。「やまめ天丼800円」を注文すると、まずまずのボリューム。

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お腹を満たして出発。県道159号線を下りて、氷川経由で帰る。

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ところがどっこい。食堂を出ると、急に風が出ており、しかも北からの冷たい風。一気に体感温が下がる。そこから楽しむはずのダウンヒルは、冷気で涙は出るわ鼻水はしたたるわ、指はかじかむわ・・・。おまけに路面もあまりよくない。震えながら十数キロ下ると県道52号線に突き当たり、これを右折。その頃になると日も照ってきて体感温も少し上がり、なんとか人心地つくようになる。

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やがて氷川沿いの道となり氷川ダムのダム湖(肥後平家湖)の東側を進み、展望所でダムを写真に収める。

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国道443号線に突き当たり左折。国道443号線を宮原方面へ進む。ふたつトンネルを抜け、少しアップダウンのある下りを走って東陽町を抜け、立神峡に寄る。

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高速道路をアンダーパスし、国道3号線に出て右折。強い向かい風でスピードが出ない上に大型トラックが多く、怖い思いをして道の駅竜北の先から右折。白玉屋新三郎で、男ふたりでお茶をする。

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甘味処で血糖値を上げて出発。県道32号線に突き当たり右折。小川町寺町の交差点を左折。しばらく走って県道244号線に突き当たり右折。あとは一向に弱まらない強い逆風の中、ひたすら道なりに進み、高速をくぐり、国道218号線を渡り、国道266号線に突き当たり右折。ナフコの所から旧道に入り、城南の商店街を抜け、左折。田舎道を走る。

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めど町橋に到着し、財津店長と別れる。

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初体験の二人が挑んだ二本杉峠。寒くもなく暑くもない気候と、砥用まで体力を温存したことと、ゆっくり話をしながら登ったことで、気が紛れたのか、するするっと登ることができた。財津店長に感謝したい。心配していた峠への登りより、むしろ、峠から下り始めて以降の方が急な冷え込みと逆風により辛いものとなった。 店長と別れた後は、来た道を帰った。出水ふれあい通りを走る頃にはウソのように北風が弱まった。 本日の走行距離:118.4km

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