折角の休みに、和水(なごみ)町(旧・三加和町)で午前11時から仕事が入ったのでロードバイクで行くことにする。いつものように午前6時に起床。犬の散歩をして朝食を摂り、午前7時過ぎにクロモリのロードバイクで出発。 東バイパスから北バイパスに入り、
飛田バイパスから県道37号線に入り北へ。
野々島の塩浸(しおびたし)バス亭から左折し、上生(わぶ)川沿いを走り、
合志川沿いの道へ出る。
植木温泉の公園でトイレ休憩。
さらに合志川沿いの道を進み途中、対岸に渡り北上する。ゆうかファミリーサイクリングロードを右折し、第二分田橋を渡る。
橋から上流に菊池川(左)と合志川(右)の合流地点が見える。
日置(へき)の所で一旦川沿いの道から離れ、その後再び菊池川沿いの道へ出て対岸に渡り、山鹿に近づく。
国道3号線を横断し、「かんぽの宿」方面へ上る。熊本県立教育センター(何故こんな所に?)の前を通り、
小原(おばる)へ下る。ここまで予定よりかなり早く来てしまったので、小原を集落をぐるぐる廻る。というのも、小原は母方の祖母の出身地で、小さい頃、祖母に連れられて親戚の家に何度か来たので、その頃の面影を探ろうと試みたのだ。ところが、時代の流れと、薄れ行く記憶で、思い当たる風景に出会えない。それどころか、親戚の家がどのあたりかも皆目検討がつかない。ぐるぐる廻るうちに、集落の中心にある神社の一角に記念脾が建っているのに気づく。近づいて見ると、「日露戦役記念碑」。
側面に書いてある氏名の中に、曽祖父の名前を発見!!
自分のルーツを見つけた瞬間、胸の奥に暖かいものを感じ、しばらく立ち尽くす。 それから、集落のはずれにある、お寺の風情に何やら記憶がありそうな気もしたが、
判然としないまま小原の集落を後にして再び菊地川沿いの道へ。 途中、川沿いに近いコンビニでエネルギー補給。
なおも菊池川沿いの道を進むが、
しばらくすると、坂田のところで菊池川に流れ込む支流に行く手を阻まれる。道をそれると古そうな石橋があり、写真に収める。
立ち去ろうとすると、中年男性に呼び止められ、手招きされる。聞けば、「自分もロードバイクを持っているので、見て行け」と。自動車板金塗装工場の作業場内に入ると、キャノンデールのアルミフレームのロードバイクをはじめ、MTBも数台。
奥からカーボンのロードバイクも出てきた。
MTBもキャノンデールで、
フロントフォークが左の一本だけという、通称「レフティ」という珍しいMTBらしい。
事務所でアイスコーヒーをいただきながら名刺交換をして、30分ほど自転車談義を繰り広げる。
和水町への道を教えていただいて工場を後にする。思わぬ出会いが嬉しかった。 小川を渡って再び菊池川沿いの道に出て、県道194号線に入り、菰田(こもだ)橋を渡る。左折して県道6号線を進み、県道194号線を左折。菊池川の右岸に出て県道315号線になるところで右折(この辺り、教えてもらった道を見過ごし、遠回りをしたみたい)。山を越えて国道443号との、太田黒の交差点に出る。
数百メートル直進して右折すると本日の仕事場であるが、時間があるので、そのまま先へ。すぐ、左側に水汲み場が左手にあり、今日も水汲みの客がいる。
ボトルに水を補給し、そのまま先へ。ここから先は未知の道。ちょっと行った左手に「胃の神様」なる看板を発見するが、道から上っているみたいなので、そのまま先へ。
数キロ進むと、今度は「性・腰の神様」を発見。
これは見逃せない。正式名称は「七郎神」らしい。
鳥居をくぐって階段を下りると祠があり、男根などの宝物が。
興味本位で見ていたが、「元気な赤ちゃんをさずけてください」との祈願に、切なる願いを感じる。
気を取り直して先へ進むと、「男岩」と
「女岩」が鎮座。
しっかり祈願をして神社を後にする。道路を挟んだ神社の対面にはトイレがあり、その横には「随喜の泉」のモニュメントが。
ここで時間となり、今日の仕事場方面へ戻る。今日の仕事場は自動車部品工場で、スターターのイグニッションコイルや二輪・四輪のスイッチ類を製造している。製品の多くがホンダ車用らしい。
午後4時半まで仕事をして、帰りは職場からのバスに自転車を載せ、職場から自宅へは通勤路その2で帰る。 本日の走行距離:63.1km