くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

矢部経由、清水峠越えで南阿蘇へサイクリング

今度の日曜日は法事でサイクリングに行けないので、どこへ行くか散々迷って、南外輪山の清水(きよみず)峠を矢部から攻める事にする。 昨秋、同じ南外輪山の、やや東側の中坂(ちゅうざか)峠から南阿蘇へ降りたが、まったく眺めが良くなかった。 (http://eco-and-health.at.webry.info/201110/article_2.html) 誰だったか忘れたが、熊本の自転車乗りのブログに、「清水峠からの阿蘇の眺めが素晴らしい」的な事が書いてあったので、いつか上って見たかったのだ。 朝のんびりしてしまい、8時過ぎにカーボンロードバイクで出発。通勤ラッシュの中、京塚、健軍自衛隊の北側を経由し、秋津川沿いの道に出て東へ。

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県道57号線へ右折し、矢部を目指す。上りに入ってピストバイクでえっちら上るおにいちゃんを抜いて行く。道はやがて益城町から御船町へ。

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しばらく進むと山の中で延岡方面への高速道路か何かの工事を、このところずーっとしており、橋桁だけがにょきっと建っている。

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今日は20km進む毎に休憩をとり、それ以外はなるべく走りつづけるように決めて、最初の20kmの所に丁度、ばあさんが店番をしている商店があったので、クリームパン、ジャムパンを購入し食べる。

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そうこうしていると、先ほどのピストバイクのおにいちゃんが抜いて行き、それを追っかけるような格好で再スタート。シングルギアのピストのおにいちゃんは平地・下りは速いが、上りになるとえっちらおっちらなので、やがて追いつく。

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しばらく、後ろに付いて走ったが、長い上りのところで追い抜く。疲れるアップダウンを繰り返し、国道445号線に突き当たり、左折。しばらく上って、そして下って矢部に到達し、国道218号線を左折。コンビニでおにぎり2個を購入し、野尻の交差点から左折し、県道141号線に入る。1.5kmほど走った右側にある「小笹の円形分水公園」で2度目の休憩。

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ここへは昨年も来たが、この円形分水はここに流れ込む用水を、通潤橋へ行く分と野尻地区へ行く分を7対3に分けるもの。

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絶え間ない円形の水の流れを見ながら、おにぎりをいただく。

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燃料を充填して、県道141号線を先に進む。ここからは未知の道。多少のアップダウンはあるものの、路面も悪くなく、あたりの風景にも変化があり、この県道141号線はなかなか宜しい。

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アトラクションのような小さなトンネルも。

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やがて井無田に着き、「清和天文台」の左折の標識があり、「近道ではないか?」と左折しかかったが、自信がなかったので、そこにあるカフェの人に聞くと、「清和天文台経由でも行けるが、このまま141号線を進んで県道319号線へ左折する方が、判りやすいし、道も良い」との事で、そのまま進む。大きくアップダウン(正確にはダウンアップ)して県道319号線への分岐へ。

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あとはひたすら清水峠を目指して清和高原を走る。辺りの松林ではハルゼミだろうか、ジージー啼いている。やがて峠も間近な雰囲気になってくる。

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昨年の中坂峠の時はここからがアップダウンが連続してうんざりしたが、こちらはアップダウンは少なく、登りの勾配もきつくなく、ほどなく峠と思しき所へ。

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ここも、標識が立っていないので、どこが正確な峠なのかははっきりしない。まもなく「南阿蘇村」の標識。

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そこから数百メートル進むと視界が開ける。

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中坂峠に比べると、阿蘇五岳(特に高岳から根子岳にかけて)の眺めが抜群に良い。下り坂の途中も視界が開けている。

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やがて道は杉木立の中へ。しばらく進んで杉木立を抜けると阿蘇谷へ。

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しばらくして左へショートカットして両併に降り、県道28号線に突き当たり、左折。阿蘇望の里を過ぎて、「グランツムート」でパンを食べる事にする。今日はローストチキンサンドとビーフカレーパン。

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満足して県道28号線に戻り、最初の信号を右折。県道149号線に入り、旧道から左折。栃の木温泉を経由して長陽大橋を渡り、瀬田線に降りる。瀬田神宮へは条件反射で立ち止まり、ボトルの水の補給と、下りのブレーキで凝った肩周辺のストレッチ。

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瀬田線を西に進み、走行距離が100kmになって、ファミマでトイレ小休止し、その後、教えたもらったように白川沿いの道に出て、その後、供合線を走って帰った。 本日の走行距離:121.0km

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