くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

GCGC坂経由ミルク牧場、西原、大津へ自転車で行く

熊本在住の自転車乗りのブログに「GCGC坂」というのがよく出てくる。この「GCGC」というのはGrand Champion Golf Club(グランドチャンピオンゴルフクラブ)の略で、そこに上ってゆく坂のことを「GCGC坂」と呼ぶのだ。 そのゴルフ場の前へは自転車でも数回行っているのだが、いずれも県道28号線の河原小学校の所から右折して坂を上って。ところが、所謂「GCGC坂」というのは、どうもその坂ではなく、益城町の津森郵便局のところから右折してGCGCに上がって行く坂のことを「GCGC坂」と呼ぶらしい。 その「GCGC坂」を先日の日曜日に初挑戦するつもりであったが、天気が悪く、今日が仕切り直し。 今朝も氷点下の気温であったが、日差しも出てきたので、午前10時過ぎにカーボンのロードバイクで出発。京塚、健軍自衛隊を経由して秋津川沿いの道に出て、益城を目指す。川沿いの道を走っている間にあっというまに雲が空を覆ったが、がっちり着込んできたので寒さを感じない。木山中学校の所から右折し、県道28号線に出ることなく、津森小学校の裏を通って「GCGC坂」に入る。予想していたより勾配が急で、何度も立ち漕ぎを余儀なくされる。途中、勾配が緩やかになった所で市街地を振り返ると、灰色の雲が迫ってきて、粉雪もちらほら。

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冬山のサイクリングでは「登りで汗をかいてはいけない」というが、勾配がきついので、上っただけで汗をかいてしまう。坂の後半は勾配がやや緩やかになりアップダウンもあって「GCGC」のところに到着。

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ここを右折して、もうしばらく坂を上り、「阿蘇ミルク牧場」に到着。

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ここで一休みして、かいた汗を乾かそうと思ったら、なんと、休園日。仕方なく、持参のレギュラーサイズの陣太鼓を食べる。

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路上にいると手足がかじかんでくるので、すぐに出発。もう少し上って、四つ角に到着すると、そこから先の地蔵峠への道は凍結にて通行止め。

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ここから左折して、西原へ下る。心配していた通り、汗をかいた身体に下りの冷気が吹きつけ、みるみる体温が奪われる。あっという間に指先、足先がかじかんで感覚がなくなる。

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気休めにペダルを反対回りに漕いだりして少しでも身体を温めようとするが、焼け石に水。西原の鳥子から大津への県道225号線も下り勾配で、それでも身体が暖まるようにペダルを漕いで走る。瀬田線を横切り、スポーツの森大津(大津町運動公園競技場)でトイレ休憩。自販機の暖かいお茶でやっと人心地がつく。ここには初めて来たが、「サッカーの町、大津」にふさわしく、広大な敷地に立派なサッカーコートが何面もある。

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そこから少し先にある「道の駅 大津」で「からいも鯛焼き」150円を食べる。頭の部分の芋あんと、尻尾の部分の小豆あんの二つの味が楽しめる。

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そこから旧道に入り、「Kenさんのお宅はこのあたりかな?」と思いながら大津の市街地を抜ける。そのまま旧国道57号線(県道337号線)を西へ走り、龍田から北バイパスに上がり、東バイパス沿いの歩道を走って帰った。 初めての「GCGC坂」は結構きつかった。それから、冬の山を走るときのウェアの選択の難しさも痛感した。 本日の走行距離:55.7km

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