くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

自転車で江津湖一周

今日は梅雨の中休みで久し振りの青空だが、とにかく湿度が高い。気温も高くなりそうで、熱中症に注意!とテレビで言っている。午後、国府に用事があるので、それを済ませて江津湖の周辺をポタリングしようと、日焼け対策をしてクロスバイクで午後1時40分に出発。ところが、午後2時前に国府につくと、「4時に来てくれ」ということで、2時間、時間つぶしに江津湖周辺をうろつくことにする。 電車通りを水前寺方面へ走り、水前寺児童公園へ入る。
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もう40年も前、高校生の時、数学の小さな塾に通っていた。塾ではいつも小テストがあり、不合格者は翌日早朝、塾の先生の自宅が近くにあるこの公園で再試験を受けていた。アホな思い出だが懐かしい。 道を渡って加勢川沿いの道に入ると「江津湖に来た!」という感情が湧いてくる。
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江津湖水前寺公園内の成趣園の湧水より南へ流れ出た加勢川の途中にある湖である。湖は途中でくびれており、北側を「上江津湖」、南側を「下江津湖」と呼んでいる。上江津湖の東側からは健軍川も流れ込んでいる。 加勢川沿いの道を進むと左側には芭蕉園がある。ここに迷い込むとエキゾチックな雰囲気。付近にはあちこちに湧水がある。
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さらに行くと川幅が広がってゆき、湖らしい風情が漂ってくる。左側に大きな浅い池があり、中央にある象のすべり台で遊んだ幼い頃の思い出が蘇ってくる。
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さらに進むと、天然記念物「水前寺のり」の発生地があり、ふとどき者が侵入しないようにフェンスで囲ってある。
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さらに進んで水前寺江津湖公園の「出水地区」を出ると湖は一旦くびれたようになる。歩行者用の道に加え、自転車専用道が整備されており、その脇のあちこちに句碑や歌碑が立っている。
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多くは江津湖の自然を歌ったものだが、中には達筆過ぎで読めないものもある。やがて再び湖は広くなり、「下江津湖」となる。
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傍らには勢いの良い湧水ポイントも・・・。
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その横には熊本市動植物園の南門。
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時間をつぶすために、「熊本城一口城主」のカードを呈示して無料で入る。 平日に加え、この蒸し暑さ。入園客は少ない。植物園の方には写真を撮りに何度か来ているが、動物園へは子どもが成長してからは久しく入ってない。 多くの動物が暑さでダウンしているが、流石にアフリカ象は元気いっぱい。
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この他にも「爬虫類館」だの「パプアニューギニア館」だのを見学して退園。再び自転車道に戻る。動物園の隣には市内の高校・大学のボート部の艇庫が並んでいる。
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そうだ、思い出した。来月の「海の日」には恒例の「市民レガッタ」への参加でここに来ないといけない。 そこからさらに数百メートル行くと水前寺江津湖公園の「広木地区」に到着。
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いつも多くの人がウォーキングしたりしているが、今日は人影がまばら。それにしてもここは広くていい所。
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公園を出て、下江津橋を渡り、江津塘を右折。東バイパスを渡り、上江津湖のボート乗り場から中の島を渡る。
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まだ少し時間があるので、熊本市立総合体育館で一休み。
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さらに隣にある県立図書館周辺の湧水地帯を散策。このあたりにはホタルが生息している。
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約束の時刻となったので、国府へ行き、用事を済ませ競輪場通り経由で帰った。
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