くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

熊本市

富合町の毘沙門天

夜来の雨が上がって、道路が乾くのを待って午後1時過ぎにクロモリロードバイクで出発し、出水ふれあい通り、中の瀬橋から加勢川沿いの道を西へ。 もやッているのは黄砂のせい 県道182を南下し、雁回山の北麓の木原不動尊へ。 入口に立つ法牛地蔵と 山門の仁…

昼下がりの毘沙門天めぐり

土曜の午前中の仕事を終え、帰宅後食事を摂ってクロモリロードバイクでサイクリングに出かける。 気分を変えて東バイパスで東へ走り、県立総合運動公園を経由して鹿帰瀬(かきせ)の集落にある毘沙門天堂へ。 施錠された格子戸の中には 比較的新しい色彩の毘…

毘沙門天めぐり

早朝、東区戸島へ行った後、 戸島陸橋より WBCの決勝戦を堪能し、今度は西区八島、南区平田を廻り、計三体の毘沙門天を見てきた。 「毘沙門天」と言えば、越後の上杉謙信が崇拝していた武神であることが知られているが、そのご利益は勝運だけではなく、金…

金峰山のちアイスホッケー観戦

小学校1年生の時からの友達が出場するアイスホッケーの試合が「アクアドームくまもと」で、朝からあるのを応援しに行くので、その前にひとっ走り。 朝6時過ぎにクロモリロードバイクで出発し、藤崎八幡宮の参道から県道1号線、31号線を走り、貢町からは「ゆ…

西区池上の「二軒小屋古墳」

先日、インド食堂に行った時に、マスターご夫妻が北区植木の「鬼のいわや古墳」の中に入った話をしていたので、水曜日が店休日のご夫婦をお誘いして、西区池上(いけのうえ)の「二軒小屋古墳」へ行くことにした。 午前10時に藤崎八幡宮の参道で待ち合わせを…

エンジョイ!熊本博物館

土曜日の午前中の仕事を終えて、給食をいただいて、職場からクロモリロードバイクで、熊本城三の丸地区にある「熊本博物館」へ。 わたしが小さい頃、辛島町の「勧業館」の2階、3階にあった博物館が施設の老朽化などから、移転のための建設準備委員会が設置さ…

立田山散策

黒髪七丁目にある「浦山横穴群」を観に行ったついでに、ロードバイクをロックして、立田山の中腹をグルっと一周するように2時間ほど散策した。 立田山は約20万年前、金峰山の外輪山(熊ノ岳など)の生成と同時期に形成され、その後の断層運動や河川の浸食に…

帰り道、気になる石仏めぐり

インド食堂の奥さんから「小磧(おぜき)橋の付近の立田山の南麓の崖にお地蔵さんと観音さんが立っているのを見かけたけど、あれは何なんでしょうか?」と尋ねられた。他にも市内に気になった石仏がいくつかあるので、ついでに調べに行くことにした。 木曜日…

市内の「松尾神社」めぐり

全国各地にある「松尾神社」は、京都の嵐山と峰続きの松尾山の東の麓にある「松尾大社」を総本山としている。 松尾大社 この「松尾大社」は京都の四条通の東端に鎮座する「八坂神社」と相対する西の端に鎮座していて、「酒の神」を祀る神社として、全国の醸…

出水~国府かいわいポタ

昼過ぎから珈琲豆を買いに行ったついでに、 クロモリロードバイクで出水ふれあい通りから国府周辺の狭い路地を廻った。 出水中学校の脇の「火の神」 その国府は、文字通り、「国府」が置かれたところである。 「国府」は、奈良・平安時代の律令制における地…

水前寺~県庁かいわいポタ

曇り空の寒い午前中、クロモリロードバイクに乗って熊本市立図書館に本を返しに行った帰り道、少し回り道をして、水前寺~県庁界隈を散策。 まずは、震災で倒壊した「ジェーンズ邸」が移設再建された「水前寺江津湖公園(水前寺地区)」へ。 江戸時代、ここ…

三島由紀夫ライド(後篇)

蓮田善明は、1904(明治37)年に熊本県鹿本郡植木町で生まれた。県立中学済々黌(現在の済々黌高等学校)に入学後、級友らと回覧雑誌を作り、短歌・俳句・詩を発表するようになった。 1923(大正12)年に、広島高等師範学校(現在の広島大学教育学部)に入学…

三島由紀夫ライド(前篇)

このところ、何度かに分けて三島由紀夫と所縁のある熊本市内の地を廻ったので2回に分けてレポートしたい。 三島由紀夫は、最後の長編小説となった「豊饒(ほうじょう)の海」の第2部「奔馬」を書くにあたり、神風連の取材のために昭和41年8月27日から31日ま…

旧・天明町の神社仏閣めぐり

先日、1008さんから教えてもらった六地蔵を見に午前9時過ぎからクロモリロードバイクで出発。 出水ふれあい通りを走って画図の田舎道を抜け、中の瀬橋を渡って加勢川沿いを西へ。 川尻を抜けて「日本最古の干拓地」の旧・天明町へ。 ここは鎌倉時代の寒巌義…

新春うさぎライド

今年はウサギ年。 ウサギの付く地名なら立田山の北側に「兎谷」があるので、その先の須屋、三ツ石あたりも含めてクロモリロードバイクを漕いで行ってみた。 立田山とその北にある岩倉山の間にある兎谷には、 川が流れていて、 今では岩倉山側が造成されて宅…

花岡山の「阿蘇殿松跡」

未明からの冷たい雨が上がって昼過ぎには晴れ間も出て来たので少しだけサイクリング。 太甲橋の所から白川左岸の道に入って、 気持ちよく西へ走る。 小島大橋を渡って、恵比寿像があちこちにある小島の街並みを散策し、 帰り道に花岡山へ。 山頂の仏舎利塔 …

初冬の紅葉ライド

南阿蘇方面へサイクリングのつもりであったけど、窓を叩く冷たい北風に意気消沈して、市内の紅葉ライドに変更。 熊本北高のアメリカハナノキ 北バイパスを走って、 須屋を抜けて清水から打越方面へ向かい、以前から気になっていた2本のメタセコイアを探索。…

山の神とペリリュー島

あまり時間がないので、立田山を散策しに行く。 保田窪放水路から白川沿いの遊歩道を走り、 竜神橋を渡って立田配水池の辺りの立ち木に愛車をロックして、 まずは先日、探し出せなかった「西の山の神」を探索に行く。同じように小径を辿って、 分岐と思しき…

イチョウとモアイ像

未明からの想定外の雨が9時頃には上がり、道路が乾くのを待って正午過ぎにクロモリロードバイクで出発し、 田原坂を目指す。 ネット情報で、田原坂の辺りの民家にモアイ像が立っているらしい。 モアイ像なら何カ所か知っているけど、そいつは初耳だったので…

夜の紅葉狩り

一日の仕事が終わる頃には、夜の帳も降りはじめ、 通勤用のロードバイクにまたがり、 職場から8キロほど走って熊本城内の 旧・細川刑部邸へ。 庭園には楓が多く植えられており、 この時期はライトアップされ、 今夜も多くの見物客の姿が見られた。 数年前に…

帰路にハイサイ立田山

有休休暇を消化しないといけないので午後を休みにして自転車通勤の帰路、ハイキングとサイクリングを組み合わせて立田山を2時間ほど散策。 何を目的に散策するかというと、行きつけの「インド食堂」の奥さんがおっしゃるには、立田山には「山の神」が四方に…

高群逸枝ライド

前回、くまもと文学・歴史館に行った時、ギャラリーに展示してある「熊本県近代文化功労者顕彰パネル」の中で、刺すような視線を感じるイラストがあった。 「高群逸枝」の名前は20年ほど前だったか、「熊本男女共同参画センター」の講演会で初めて聞いて、そ…

江津湖畔の文学碑めぐり

今朝は5回目のワクチン接種を受けたので、控え目に江津湖へサイクリング。 帯山から水前寺をかすめて、県庁プロムナードのイチョウ並木の色付きをチェックして 江津湖畔の県立図書館に併設されている「くまもと文学・歴史館」へ。 ここでガイドマップを調達…

細川忠興ライド

細川忠興は幾多の戦国武将の中でも傑出したキャラクターの持ち主で、およそ50度の戦で負け知らず。利休の高弟「七哲」に名を連ね、文武に通じたが、一方で非常に気が短く、冷徹。 悲運の武将・明智光秀の三女で数奇な運命を辿ったガラシャ夫人とともに歴史…

高僧・寒巌義尹ライド

熊本(肥後)にやって来て、亡くなるまで暮らした歴史上の有名人と言えば、加藤清正や宮本武蔵などがまず頭に浮かぶけど、仏教界では寒巌義尹(かんがん ぎいん)という妙ちくりんな名前の高僧がいる。 今日はクロモリロードバイクで寒巌義尹に所縁のある三…

「池辺寺跡」を散策

熊本県内の磨崖仏を調べていたら、国指定の史跡「地辺寺(ちへんじ)跡」の関連史跡にもありそうなことが判った。 「地辺寺跡」には2015年の2月に「味生池(あじうのいけ)」を探索するついでに行ってみたが、その時は保存整備工事の最中だったので、7年振り…

場所換えした六地蔵

今朝は軽めに走る事にして、早朝にクロモリロードバイクで出発し太甲橋を渡って白川沿いを川下へ。 祇園橋を渡って花岡山に登る。 期待した日の出は拝めなかったが、 心地良い朝の空気を満喫して横手方面に下り、 花園町を散策し熊本城三の丸にある熊本博物…

金峰山と修験道

朝、6時頃クロモリロードバイクで出発して明午橋を渡って、 藤崎八幡宮から県道1号線に入り、本妙寺の坂を上る。 大将陣の山の神に挨拶して、 棚田を眺め、 県道101号線を芳野方面に走り、金峰山の一の岳を眺める。 かつては「飽田山」と呼ばれたその山は、…

「村神様」の聖地巡礼ライド

東京ヤクルトスワローズの村上宗隆選手が三冠王となり、日本人最多の56号ホームランを打つなど、まさに「村神様!」と呼ぶに相応しい活躍だったので、その村上選手に所縁のある場所を回ってきた。 土曜の仕事を終わって職場からクロモリロードバイクで出発し…

閻魔大王と馬頭観音

朝のうちは時間があるので、午前6時頃クロモリロードバイクで出発し、京塚を経由して東へ。 まずは東区長嶺南5丁目にある「小峯観音」へ。 明治初期に、この地区に移住してきた人たちにより建立されたもので、 平成8年に新築された観音堂には三面八臂の馬頭…